昨日、室内楽の卒業試験を受けてきました。
課題は古典派の曲と自由曲が1曲ずつ、合わせて45分というプログラム。
前回の記事の最後にも書いたように、僕はベートーヴェンのチェロ・ソナタ第4番ハ長調とブラームスのクラリネットトリオの2曲で臨みました。
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ベートーヴェンは、中国人のチェロ弾きシャン君とのデュオ。
ブラームスの方は、クラリネットの代わりに用いたヴィオラにはコウイチ君、チェロにはアイキちゃんという日本人トリオでした。
ブラームスの方は、前のゼメスターから3人でしっかりと準備をし、本番も何回も踏んでいたので、少し余裕がありましたが、ベートーヴェンの方は、いろいろな不運な出来事が重なり、直前までパートナー、曲目が決まらない、ということが起きていました。
というのは、もともとベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」を演奏予定だったのですが、パ−トナーの子が、急遽6月2週目にして演奏ができない、ということになったのです。
こっちも慌てて代わりの子を探したのですが、この時期、ちょうど演奏会が入っていたり、同じように試験が入っている人が多くて、パートナーがなかなか見つからず。
そしてついには、この曲を諦め、チェロとの演奏と決まった時点では、既に試験まで2週間をきっているという状態。
そこから、1週間かけて譜読み、そして3回ほどの合わせをして、いざ試験へ。
周りからは、勇気ある、とか、度胸ある、とか言われましたが、ただ、それしか選択肢がなかっただけですし、プロだったら、こういう逆境を越えていかなければならないわけですから。
さすがに余裕がない分、当日の朝は緊張気味。
試験は夕方5時だったのですが、その頃には逆に緊張がほどけてきて、少しリラックス状態。
もはや開き直りですね。
結局、試験はどうだったのか…
とりあえず、無事に終えました…というのが感想です。
結果はまだわからないですし、自分的にも細部をもっと表現したかった、という部分はあります(特にベートーヴェン)。
ベートーヴェンよりブラームスの方が良い演奏できたのですが、これは間違いなく準備期間の差ですね。
メンバーからは、良く弾けていた、のびのびしていた、と言われたので、きっと音楽の流れは失わずに演奏はできていたのだと思います。
この試験を終えて思ったことは、どんなことが起きても大丈夫なように、いつでもしっかりと準備をしておくべきだな、ということです。
当たり前のことなのですが、これを実行するのは簡単なことではありません。
さぁ、次はいよいよ9月に行われるリサイタルです!
またリサイタルの詳細はこのブログでお知らせいたします。